わたつよ3 開始ストーリー

C-_Users_ehida_Desktop_0118_わたつよ3戦績


 

ホッカイドウにある定理者養成のための全寮制学園
ALCAロジカリストスクール、「ピラリ学園」。

その廊下で、二人は再会した。
あっ・・・
軽く赤面しつつ、葵とアシュリーはお互いに声を揃えて

あの時は、どうも・・・

そう、あの「連続無差別襲来事件」の時。別々の支局に所属する二人は、たまたま事件への対応中、とある支局の廊下で初めて出会ったのだ。

葵は、(自分から見て)小柄で可愛らしい少女が、まるで花魁が着崩したような、しどけない姿を見せているのに驚いた。
アシュリーは、(自分から見て)背も高くスタイルもいい女性が、まるで繁華街にでもいるような、露出の多いバニーガール姿になっているのに驚いた。

思わず
「相当大胆……ね」
とこぼしてしまった葵に、
アシュリーは反射的に
「あっ、あなたに言われたくはありませんわ!」
と返してしまう。
これが葵とアシュリーだけなら、「お互いさまね」と赤面しながらも笑って別れることができたろう。
しかし、それを許さない者たちがいた。
ちょっと!ろったの見立てにケチつけようっての!葵はサイコーなんだから!
見てよこのぷろぽーしょん!カンペキでしょ!
と、葵を尊敬する最高の姉、と仰ぐロッタが言えば
嫌やわぁ、モノリウムのお山から出てきた兎は。
おなごの色気ゆうんは、肌見せればええのとは違いますえ?
とアシュリーを愛玩して止まない艶鬼が返す。

あわや一触即発!
になりかけたものの・・・お互い任務を抱えた身。元々二人とも任務には真面目というところも手伝って、あの日は廊下の反対側に離れることで終わったのであった。

そして今、世界は平和になった。
ほとんどの定理者たちは、思春期の少女や少年たちだ。
学園に通う少女たちの心身の成長のため、全寮制学園ALCAロジカリストスクールは、少女たちの受け入れを決定した。
葵とアシュリーも、既に実戦経験があり複数の盟約者をもつ立派な定理者だが、本人たちの希望もあって、ALCAの一線を離れこの学園に来ることにしたのである。

「あの時はごめんなさい。ロッタにも悪気はないのだけど、ちょっと元気があり過ぎで」
「いいえ、こちらこそすみませんでしたわ。艶鬼も思い込みが激しいというか、なんというか・・・」
二人は並んで廊下を歩きだす。

「では、アシュリーさんも生徒会室へ?」
「まあ、葵さんもですか?奇遇ですわ」
「突然生徒会長を名乗る方から呼び出しのメールがあって・・・」
「私もですわ。ただ、未だお会いしたことがなかったので、いったいどんな方なのか・・・」
この学園は、定理者の素質がある者を育成するための学校である。
二人は、盟約者のいる生徒向けのSクラスに編入後、他のクラスにはないカリキュラムをいくつもこなし慌ただしく日常を送っていた。そんな中で、逆に普通の学校にはあるだろう「生徒会」というものを初めて意識した二人である。

「来てもらったのは他でもない。スカウトだ」
東 瑞希と名乗った少女は、二人に質問の隙間を与えず語り出した。。
「平和になり、君たちの様な現役の定理者が編入してきたことは、大変!喜ばしい。
しかし、残念ながら、定理者を目指している最中の生徒たちは編入組にまだまだ遠慮があるようだ。君たちも感じているだろう?
2者の間にある壁を。それではいけない!お互いがスムーズに交流し、一丸となって素晴らしい学園生活を!かけがえのない青春を!心ゆくまで楽しもうじゃないか!!
で、だ。それにはわかりやすいお手本が必要だ・・・
そこで君たちの出番だ!ぜひ生徒会に参加し、皆の模範となって欲しい!」

言ってる意味もわかるし意義も理解できたが、何よりそのテンションが凄かった。
思わず首を縦に振ってしまった二人に、生徒会長はさらに言った。
「うむうむ、私の目に狂いは無かったな!
役職は・・・副会長はダメだ、既に決めている。そうだな、会計とか書記とか、そこらへんを振ろう。後で。それよりまず、最初の仕事を頼みたい」

そして彼女が取り出したのは1枚のポスター。
海をバックに、肌も露わなグラビアアイドルが笑みを浮かべた宣伝ポスターだ。

「・・・これが、何か?」
「まさか・・・」
「うむ! 早速だが、どちらかに生徒会活動の
宣伝ポスターの被写体になってもらいたい!

えー!、と驚嘆の悲鳴を上げる暇もなかった。
二人が肌身離さず持ち歩く「カード」が光を放ったからだ―

『 なるほど、では我らが葵に決まりだな。葵の健康美ならばこの任務、確実に遂行できるはず 
『 もちろん。葵ちゃんは毎日ちゃーんと牛乳を飲んでいるからバッチリよ 
『 ちょーっと待った! みんなのアイドルになるなら、アシュリーの方が断然オススメ!
だって現役アイドルだもん! 
『 おなごとしてのふるまいなら、うちがしっかり、教えましたわ。そこらの娘には、負けませんえ 

絶句する当人たちを置き去りにして、事の張本人はニヤリと笑って言った。

「よろしい。ならば、投票といこうじゃないか」
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 続!私たち、強くなる部!3~ALCAからの挑戦状~の詳細はこちら!

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