キャラクター&ストーリー

  •  剣 美親
  •  揺音 玉姫
  •  クロエ・マクスウェル
  •  五六八 葵
  •  揺音 聖那
  •  アシュリー・ブラッドベリ
  •  ジークハルト・クラウス
  •  当麻芽路子
  •  明日葉 学
  •  オルガ・ブレイクチャイルド
  •  七星 縁
  •  ヴェロニカ・アナンコ
  •  ジゼル・サンダース
  •  ニーナ・アレクサンドロヴナ
  •  リオネス・エリストラートヴァ
  •  京橋万博
  •  橘 弥生
ヴェロニカ・アナンコ
ヴェロニカ・アナンコヴぇろにか・あなんこ
性別 女性
年齢 -
身長/cm 174
体重/kg 58
血液型 AB型
生年月日 10月25日
好きなもの 酒とカラオケ。
嫌いなもの 甘い物

ALCAナイエン支局の支局長を務める、長身で銀髪の美女。
現役の定理者であり、その実力は支局内でも随一。
普段は定理者たちの教官として指示を出すが、
彼らでは手に負えない非常事態には自ら戦場に立つこともある。

常に冷静な態度を崩さないが、その胸のうちには異世界の全ての使者に対する激しい復讐心を秘めている。

盟約者フォーリナー

  • 美棘のローダンテ

    美棘のローダンテ

    モノリウムからやってきた、銀狐の女獣戦士。
    冷静に物事を見極めるクールな性格。
    美しい毛並みを乱すことなく敵を討つ華麗なる剣士で、
    武器は茨で出来たレイピア。
    セプトピアには、没落した一族の再興を求め、
    その手がかりをつかむためにやって来た。

    トランス!

     ヴェロニカ・アナンコ & 美棘のローダンテ

    「ギムレットには早すぎる」

    繁華街の外れにあるそのバー。カウンターにはヴェロニカただ一人。
    この界隈では酒に酔った使者が一般市民をトランスジャックする事件が多発していると聞いていたが、今宵はその気配は無さそうだ。
    静かだからこそ、人が店に入ってくると、すぐに気がついた。
    そこにいたのはヴェロニカと同じ銀髪の女――ローダンテだった。

    『……隣、空いてるか?』
    「聞くまでもないだろう」

    ガラガラの店内を見回してヴェロニカはクスッと笑う。
    ローダンテは硬い表情のまま無言でスツールに腰かけた。
    突然の再会だったがヴェロニカに驚きはなかった。
    ローダンテは先日の戦闘の際、偶然出会ったモノリウムの使者だ。
    ヴェロニカはその時からローダンテと再び巡り会う運命のようなものを感じていた。

    『……私と盟約しないか? お前は、私が力を貸すべき相手である気がしたんだ』

    ヴェロニカが感じた運命をローダンテも同じように感じていたようだ。
    だが、ヴェロニカはすぐに返事はしなかった。

    「……まぁ、先ずは一杯飲んだらどうだ?」

    答えをはぐらかすヴェロニカに、ローダンテは少し戸惑いながら、仕方なそうに従う。

    『あまり甘くない酒がいい……』
    「ならば、この辺りだな」

    と、ヴェロニカはメニューを指差す。しばし考えた後、ローダンテはバーテンを呼んだ。

    『ブラッディ・マリーをくれ』

    それを聞いて、ヴェロニカがまたクスッと笑った。ローダンテは再び戸惑う。

    『? 何がおかしいんだ?』
    「酒にも言葉があるんだ」
    『言葉?』
    「花言葉のようにな……ブラッディ・マリーには『私の心は燃えている』という意味がある。
    たまたまかもしれないが、そんなお前の強い心情を表しているのかな……」

    それを聞いてローダンテは神妙な顔を浮かべた。

    『妙なものだな……図星だ。私の心は燃えている』

    ローダンテは、セプトピアの世界に来た理由を打ち明けた。それは一族の再興だ。
    今や滅びゆく種族になってしまった自分の一族に再び栄華を取り戻したい――
    その手立てを探るため、ローダンテは別の世界へとやってきたのだ。

    『私には背負わなければならないものがある。
    しかし、この世界では盟約しなければ真の力を出せない。お前に協力してもらいたい』

    力強くヴェロニカに訴えるローダンテ。
    だが、ヴェロニカは黙ったまま。そのまま数分が経過した。
    じれったくなったローダンテがもう一度問いかけようとした時、
    やっとヴェロニカが口を開いた。

    「ギムレット」

    酒の注文か――と肩を落とすローダンテ。

    『ギムレットにも言葉はあるのか?』
    「ある。『長いお別れ』だ」

    それを聞いてローダンテはハッと立ち上がった。

    『それが答えか……私と盟約するつもりないという……』
    「早まるな」

    ヴェロニカは笑いながら言った。

    「私が『長いお別れ』をしたのは、過去の自分とだ。私には長い間背負ってきたものがあった」

    ローダンテの話を聞いて、ヴェロニカは復讐に囚われていた頃の自分と重ねていた。

    「お前は、あの頃の私と似ている」
    『今のお前は背負っているものはないのか?』
    「ああ。お前が今の思いを成就させるのか、それとも別の道を見つけるのか……
    お前がこれからどうなるか見てみたい」
    『そ、それでは……』

    ローダンテが盟約を口にしようとした時、店の外から悲鳴がこだました。
    程なくして司令部からヴェロニカに出撃の命令が通信で入る。

    「このまま静かな夜を期待したが、やはり使者が現れたか……」

    繁華街の裏路地。
    酩酊し、一般市民をトランスジャックした使者が暴れ回っている最中、
    合体したヴェロニカとローダンテが現れた。
    ゴージャスな毛皮を身に纏い、銀髪はネオンに照らされ輝いている。
    その手に握られているのは茨でできたレイピアだ。

    「早速だが、お前の腕を見せてくれ」
    『望むところだ』

    そして次の瞬間、鋭い剣先が目にも止まらぬ速さで敵に襲いかかった。
    その手応えにヴェロニカには満足そうに微笑む。また得難い友を得た――と。

    定理者のカード 使者のカード 合理体のカード

    閉じる
  • ネメシス

    ネメシス

    テトラヘヴンからやってきた、毒舌家の「憤りと罰の女神」。
    幼い子供の様に見えるが、読書好きで博学。
    ゾンビ映画が大好物で、グロテスクなものに目がない。

    トランス!

     ヴェロニカ・アナンコ & ネメシス

    暴力と悪戯心の危険な香り

    テトラヘヴンの女神たちは、皆が友好的とは限らなかった。
    ALCAに協力を志願しておきながら、
    定理者との顔合わせをボイコットした女神が一名、存在していた。

    冷徹な精神を持つALCAナイエン支局長ヴェロニカが一抹の疑念を感じつつ
    局長室に戻ってくると、局長席に無断で陣取る小柄な女神がいた──
    顔合わせをボイコットした、憤りと罰の女神・ネメシスだ。

    「……お前は他の女神とは違うようだ。目的はなんだ?」
    『……そういうアンタこそ、他の定理者とは違う』

    ネメシスは、セプトピアの治安維持には興味がないと言い切った。
    博学で知的好奇心が旺盛だったネメシスは、
    異世界セプトピアの未知の文明に関心を抱き、他の女神たちに便乗していた。
    そしてALCAにいる若き定理者たちは皆、
    幼稚なロジックを持つ者たちばかりだと彼女は判断し、
    顔合わせにも意義を見出さなかったのだ。

    唯一、ネメシスが読めなかったのが局長ヴェロニカだ。

    『アンタの目的は何?』
    「……あらゆる使者の抹殺。――だと言ったら?」
    『ふーん……じゃあ今ここでアタシのこと殺しちゃう?』

    答えられずにいるヴェロニカを尻目に、
    ネメシスは悪戯な笑みを浮かべると、局長室を去っていく。

    後日。
    ヴェロニカは人知れずALCA直属の病院へと向かった。
    ベッドには逆理病に冒され、昏睡状態の男性患者がいた。
    ALCA局内では見せたことがない思いつめた眼差しで、
    いつまでも患者を見つめるヴェロニカ。

    その時、病室に現れる──ネメシス。

    『アンタの目的は復讐』

    ネメシスは自分で勝手に調べたヴェロニカの過去について、語り出す。
    ベッドの患者はかつてハコダテ支局に在籍していた頃のヴェロニカの上司であり、
    兄のような存在だった男。
    しかしモノリウムのある使者によって、人格を破壊されていたのだ。
    この事件をきっかけに、ヴェロニカにとって全ての使者が憎しみの対象になった。
    彼女はセプトピアにやってくる全ての使者が、放逐すべき害、だと考えていたのだ。

    そのヴェロニカの思いは、憤りと罰の女神だったネメシスにとって、
    最も共鳴するロジックでもあった。
    悪に対する憤りと、正当なる復讐による罰。これこそは、ネメシスのロジックである。
    それに彼女も、悪しきテトラヘヴンの神々は、摘んでおくべき禍根の芽だと考えていた。

    『アンタの望み、私が叶えてあげてもいいわよ?』

    ただし盟約に当たって、ネメシスは一つだけ条件を提示した。
    セプトピアのあらゆる文明を堪能できるよう、ネメシスの水先案内人になることだ。
    異世界の文化に対する私見や歴史に対する考察など、
    博学な言葉を並べ立ててその条件の正当性を訴えてはいるが――
    平たく言えば

    『私を遊びに連れてって』

    というわけである。
    思いもよらないネメシスの提案に呆れるヴェロニカ。

    「……幼稚なロジックを持っているのはどっちだ」

    ヴェロニカの言葉がグサリと刺さり、ネメシスは戸惑うように顔を赤らめた。

    『な、何よ! 二十歳のアンタとは知恵も経験も段違いなのよ!』

    全ての使者の殲滅のため、あえて使者の力を借りようとするヴェロニカと、
    その復讐のロジックに共鳴したネメシス。
    彼女たちのロジックは、その後、予想もしなかった結末を迎える事になる――

    定理者のカード 使者のカード 合理体のカード

    閉じる
  • side_anime
  • side_wataraku2
  • side_comic
  • side_getsuroji3
  • side_column
  • side_movie
  • side_radio