キャラクター&ストーリー

  •  剣 美親
  •  揺音 玉姫
  •  クロエ・マクスウェル
  •  五六八 葵
  •  揺音 聖那
  •  アシュリー・ブラッドベリ
  •  ジークハルト・クラウス
  •  当麻芽路子
  •  明日葉 学
  •  オルガ・ブレイクチャイルド
  •  七星 縁
  •  ヴェロニカ・アナンコ
  •  ニーナ・アレクサンドロヴナ
  •  ジゼル・サンダース
クロエ・マクスウェル
クロエ・マクスウェルくろえ・まくすうぇる
性別
年齢 17歳
身長/cm 162
体重/kg 45
血液型 O型
生年月日 4月7日
好きなもの おしゃべり、買い物
嫌いなもの 嘘。お世辞。建前。

陽気なムードメーカー。
ブロンドのポニーテールと真っ赤なリボンがチャームポイント。

ALCAから強制召集を受けた際、街を守る使命に喜びを感じ、前向きに入隊した。
感情に裏表がなく、嬉しい時には笑い、悲しい時には心から泣く、素直な性格。
特技はあだ名を付けること! だが、ネーミングセンスがなく、必殺技や、友達に不思議な名前を付けている。

盟約者フォーリナー

  • 迅撃のダイガ

    迅撃のダイガ

    実直なる求道者。
    獰猛で野蛮に見えるが、わりと紳士的。乱暴者扱いされると少し傷つく。
    最近のマイブームはクロエとのかくれんぼ&おいかけっこ。
    子供の遊びと思っていたが、意外にも身体能力の粋を尽くした大勝負になるとか。

    トランス!

     クロエ & ダイガ

    二人の盟約者

    玉姫との通信が途絶えた。
    オルガがスタッフたちと話しているのが聞こえた瞬間、クロエはすでに走り出していた。
    無我夢中で表通りに出ると数キロ先で上がる黒煙が見えた。
    (きっとあそこだ!)
    直感でそう思ったクロエが、黒煙の方向に足を向けたその時だった。
    ドンッ!
    と、突然地面が揺れた。
    「!?」
    驚き立ち止まるクロエ。
    次の瞬間、地面が割れて、中から現れたのは厚い甲羅に覆われた巨大な亀――モノリウムの使者だった。しかも、2体。
    (もう! 今、どんだけの使者が街中で暴れてんのよ!?)
    クロエは街が今、危機的状況に置かれているのを改めて実感し、身が震えた。
    使者はいかにクロエを料理しようかと想像して楽しているのか舌なめずりしている。
    この危機をいかに打開するか――クロエの頭はそれでいっぱいになった。
    だが、妙案は思い浮かばない。
    合体しようにも盟約者は傍にいない。
    (今は自分の力だけで……踏み込んで思いきりキック! イチかバチかやるしかないでしょ!)
    そしてクロエは膝を屈して思いきり敵に飛びかかった。
    その瞬間、クロエの足首に何かが巻きついた。
    使者の長い舌だ。
    「くそッ……」
    抵抗しようにも物凄い力で、クロエは使者のほうへと引きずられていく。
    『グオオオッ!』
    「!」
    突然吠える声が聞こえ、次の瞬間、巨大な影が使者に向かってドシンと体当たりした。衝撃で使者はクロエから離れていく。
    「ダイガ!」
    クロエを救った、白銀の毛皮に黒の縞を持つ大きな虎。
    そう、迅撃のダイガ――故郷の世界へと帰っていたはずのかつての盟約者だ。
    「どうしてここにいるの……?」
    思わず呆然とするクロエ。
    ダイガは『その説明はあとだ』と目で訴えながら、クロエに近づく。
    クロエはダイガの気持ちを察する。
    今、クロエがダイガとできることは一つだけだ。

    「よし合体!!!」

    瞬く間に、クロエの身体は虎柄の毛皮に包まれる。

    『さあ、どれだけ腕を上げたか見せてくれ』

    力強いダイガの声が聞こえる。

    「でもさ、アイツ甲羅ちょ~っと硬そうだよ? アタシたちの力で割れるかな?」
    『信じろ。オレたちの拳に破れんものはない』
    「フフッ……言うと思った!」

    久々に交わすダイガとの会話に、クロエのテンションもMAXに上がった。
    闘志と共に、ふつふつと全身に力がみなぎってくる。
    (アタシたちの力は、前より、もっともっと、凄い!)
    野獣のようにクロエは敵に近づくと、使者に向かって爪を突き立てた。

    『!!』

    敵もクロエたちの力を感じたのか、手足を甲羅に引っ込めて防御に徹する。

    「必殺! スペシャルタイガークラーッシュ!!!!!」

    ギッ! ガガガガッ!!!
    鋭い爪が硬い甲羅を食い込んでくと、次第に亀裂が入り始めた。
    ピッキキキキッ!
    と、亀裂は甲羅全体に広まると同時に、敵の内部から光が漏れだす。

    「うおおおおおおッ!!」

    クロエの拳はついに甲羅を砕き、敵の身体を貫いた。
    やがて敵は内部から爆発したように、砕けて散った。

    「い……痛ぁ~!!!」

    勝ったにもかかわらず、叫んだのはクロエ。

    『す、すまん……捻挫でもしたか?』

    ダイガも少し動揺している。

    「ダイガの嘘つき! めっちゃ硬いじゃん! アイツの甲羅!」
    『いや、確かにそうだが……』

    しどろもどろとなるダイガ。
    軽口を言いつつも、一方クロエは成長した二人の力をはっきり感じていた。
    流す気力をコントロールしてやれば、この爪はもっともっと強く、鋭くなる。

    その間にもう1体の使者はいつの間にか消えていた。

    「あッ! 逃げた!」

    慌てて見回すと運河に逃げ込む残りの1体が目の端に見えた。
    観光スポットにもなる綺麗な運河だが、この運河は港へと通じている。
    今を逃せば、港から海へとどこまで逃げていくだろう。
    (うっ水中……こんな時、あの子がいてくれたら……
    でも、そんな都合よく現れるわけないよね……)

    「とにかく追いかけようダイガ!」

    運河に飛び込もうとするクロエの肩を何者かがそっとつかんだ。

    「え……」

    そこにいたのは流のフィリル。
    彼女もまたクロエのかつての盟約者だった。

    「フィリル! あんたもこの世界にはいないはずでしょ!?
    今日は一体全体どーなってんの!?」
    『その説明はあとにしましょう。それよりも――』

    と、フィリルは水路を見やる。

    『水の中なら、私と合体したほうが戦いやすいでしょ?』

    そう言ってフィリルはいたずらっぽく笑った。

    「そー思ってたとこ!」

    クロエはダイガとの合体を解除。

    「ダイガありがと! フィリルよろしく!!」

    そしてすぐさまフィリルと合体し、水路に飛び込んだ。
    やはり水中ならフィリルは無敵だ。
    あっという間に敵を捉え、クロエは敵にトドメを刺そうと三叉矛を構えた。
    そしてふと思う――
    (戦いながら盟約者をチェンジできるなんてゼータクうううッ!!)
    ――と。

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  • 流のフィリル

    流のフィリル

    おしとやかなシャチ娘。
    モノリウムの戦う人魚一族の少女だが、本来は争うことが好きではない、
    大人しい性格。
    クロエの水中戦闘用臨時パートナー。

    トランス!

     クロエ・マクスウェル & 流のフィリル

    戦下に咲く可憐な乙女心

    ALCAナイエン支局の地下監獄。

    捕獲した使者を収容する場所に、
    身の丈155cmほどの異世界モノリウムのシャチ娘が囚われていた。

    セプトピアのロジックの影響で適応体の姿は普通の少女だったが、
    その正体は戦人魚一族の一番隊長・流のフィリルだ。

    セプトピアに攻め入る四戦王に付き従い、
    支族の一員として戦うことを強いられ、
    フィリルはセプトピアに派遣された。

    そして人間にトランスジャックし、
    ALCAの定理者との戦いに身を投じたのだが、戦闘の末敗北。
    捕虜にされたのだ。

    本来、争いごとを好ましく思っていなかったフィリル。
    その性格も極めておしとやかで大人しい。

    捕虜になった運命を受け入れ、静かに時を過ごしていた。
    そんなある日、監獄に一人の定理者がやってきた──クロエ・マクスウェルだ。

    お喋りが好きだったクロエは休憩時間を利用して、
    話し相手の使者を探しに監獄まで来ていたのだ。

    フィリルはクロエを見た瞬間、一瞬にして心を奪われた。
    クロエ自身にではない──クロエがつけていた可愛らしいリボンに対してだ。

    『それは……なんですか?』
    とフィリルがリボンについてクロエに訊ねると、

    「あー、これはオシャレよ。可愛くない?」
    と笑顔で応えるクロエ。

    それからというもの、クロエとフィリルは毎晩のように、
    セプトピアにおけるファッションについて飽きることなく語り合った。

    フィリルもまた興味深くクロエの話に耳を傾けていた。
    もはやフィリルにとって──支族の命令によって戦うことよりも──
    セプトピアで自由にファッションを楽しみたいという想いが強くなりはじめていたのだ。

    しかし捕虜の身であるフィリルには叶わぬ夢。

    ファッションに恋い焦がれながらも、
    ただクロエとのお喋りのひとときだけを糧に生きる日々だった。

    そんなある日、ナイエン区に新たなモノリウムの船団が襲来。
    ALCAは慌ただしく対応に追われることになった。
    しかしクロエの盟約者は牙獣ダイガ。

    水中戦での活躍は期待できず、待機を言い渡されてしまう。
    するとクロエは思い立ち、監獄へと向かった。

    「フィリル、ここから出してあげる! その代わり、あたしの盟約者になって!」

    フィリルにとって、監獄から解放されて自由を手に入れることは願ってもないことだった。
    自由になれば恋焦がれたファッションというものを思う存分楽しむことができる。

    『でも……なぜわたくしを……?』

    水中戦を苦手としていたクロエにとって、
    フィリルの能力はまさにうってつけだった。

    しかしクロエがフィリルに盟約を申し込んだ本当の真意はそこではない。

    「あたしたち、結構気が合うと思うんだ!
     今度休みの日に一緒にショッピングしたいって思ってさ!」
    『え……本当にいいのですか、わたくしで……?』
    「リルリル、チョー可愛いから、オシャレすればもっともっと可愛くなるよ!」

    フィリルの目から一筋の涙が零れた……。
    一度は敵として戦った自分を、クロエは笑顔で受け入れてくれた……。

    クロエの盟約の申し出を断る理由など、フィリルにあるわけがなかった──。

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  • ヴァルキリー

    ヴァルキリー

    テトラヘヴンからやってきた、「戦の女神」。
    小柄だが剣の達人であり、冗談の通じない真面目な性格。
    奔放なパートナーに振り回され、ちょっと苦労性の面もある。

    トランス!

     クロエ & ヴァルキリー

    ロンリー・ウォーリアー

    ティーブと合体したクロエが研究所へと続く路上に降り立つと、
    無数の視線が彼女を突き刺した。
    それは研究所の前でたむろしていた使者たちだ。
    その時クロエは、よくある西部劇の一場面のようだと思った。
    町の酒場にふらりとやってくる流れ者。主人公の凄腕のガンマンだ。
    すると、その瞬間、酒場に賑やかに笑っていたならず者たちから笑顔が消えて、鋭い眼光を主人公に向けるのだ。

    「――って映画みたいじゃない?」
    『観たことないが面白そうだな――』

    そう言って、ティーブはイタズラっぽく笑った。

    『――で、その後どうなるんだ?』
    「決まってるじゃない……ド派手な撃ち合いよ!」

    クロエが言い放つと、無数のミサイルが放たれる。

    『!!』

    突然の攻撃に敵たちも面食らった。
    使者たちに炸裂したミサイルは、轟音を上げ爆発していく。
    辺りは爆風が吹き荒び、白煙が舞い上がる。

    「まだまだ」

    クロエはニヤリと笑う。
    これで終わりではないことは百も承知だ。
    白煙の中から雄叫びを上げて、無数の使者たちの影がこちらの向かってくるのが見えた。

    「いっくよ! クレイジーパワードキャノン!!」

    お次は肩部のキャノン砲から放たれるビーム。連射モードで乱れ打ちだ。

    『こりゃ敵に当たってるかどうかわかんねぇな』

    ティーブも思わず笑ってしまう。

    「いいのいいの! 派手にやるほどいいんだから!」

    クロエの言う通り、考えなしに滅茶苦茶やっているわけではない。
    これは立派な作戦の一部だった。
    倒しても倒しても敵は続々と湧いて出てくる。
    クロエのド派手な攻撃が呼び水となって、
    研究所の内部からも続々と使者たちがやってきていたのだ。
    この間に、はるか上空で仲間たちが研究所に突入するタイミングを見計らっているはずだ。
    クロエの役割は、陽動。
    敵の目を引きつけ、仲間たちを無事に潜入させること。
    なので、ド派手に攻撃すればするほど効果バツグンなのである。

    「よーし、ここらへんで……グレートフルブレークバーストッ!!」

    と、ミサイルのビームの一斉放射で、至るところが爆発。爆発。大爆発。

    『……こんな性に合った任務はねぇな』

    ド派手な火柱を眺めながらティーブのつぶやくと、クロエはうなずく。

    「陽動って……サイコーッ!」

    なにせ、思う存分暴れ回っても、誰も怒らない作戦なのだから、クロエもノリノリだ。

    『ギャアアアアオッ!!!』
    『「!?」』

    凄まじい哭き声とともに、炎の中から、巨大なワイバーンが現れた。
    だが、クロエは動揺することなく、むしろ楽しげだ。

    「ティーブ、サンキュー!」
    『ラジャー』

    クロエはティーブとの合体を解除すると、ゲートカードでヴァルキリーを呼び出す。

    「だって、ドラゴンっていったら、やっぱ剣で倒すものじゃない?」
    『なるほど、竜といえば剣で――って、そんな理屈があるか!?』

    などと、真面目に返すヴァルキリーの手を取るクロエ、そして合体。
    対するワイバーンは、クロエが先ほどまでやっていたことを真似をしているのかように、口から炎を乱れ打つ。
    それを躱すクロエの動きは早い。
    炎の間隙を縫い、踊るように敵へと近づくと、高く跳躍。
    あっという間にワイバーンの鼻先に姿を現した。

    「ハロー、ドラゴンちゃん」

    と、相手をおちょくるように笑顔で手を振るクロエ。

    『!!』

    ワイバーンは再び炎を吐き出す。

    「うりゃあああああっ!!!」

    だが、その炎をクロエの大剣が切り裂いた。
    真っ二つに割れた炎の中から、現れたクロエの身に纏う鎧、そして大剣が黄金色に輝き始めた。
    クロエが再び大剣を振り上げる。

    「ゴールデンッ!ファイナルフィニッシュソオオオドッ!!!」

    大剣は黄金色の軌跡を残しながら、ワイバーンを一気に斬り裂いた。
    クロエが着地すると、ワイバーンの断末魔の叫びが聞こえる。
    だが、

    『ギャアアアオッ!!!』

    再び、ワイバーンの叫びが聞こえた。
    別のワイバーンたちの群れが姿を現したのだ。

    『仲間の叫びを聞いてやってきたか……義理堅い種族だ』

    苦笑いを浮かべるヴァルキリー。
    クロエは怯むことなく不敵な笑みを浮かべた。

    「陽動って言ってもさ……私がぜーんぶ倒しちゃってもいいんでしょ?」

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  • ティーブ・ゴラン45

    ティーブ・ゴラン45

    トリトミーからやってきた、砲撃戦用戦闘マシン。
    細身の機体に、各種砲撃兵装を選択してマウントできるが、
    毎回フル装備で出撃しようとするため、設計思想が無駄になっている。
    機械にも関わらず、非常に喧嘩っ早い猪突猛進な性格。
    そのためか、クロエとはナチュラルに気が合う。

    トランス!

     クロエ & ティーブ

    最凶のふたり

    「敵は4体。いずれも強固な装甲と銃火器を装備したアンドロイド型の使者の模様。
    相当な戦闘能力が予想される。苦戦になると思われ、慎重な対応が求められる。
    さらに現場は――」

    ALCAの分析官からの通信を聞きながら現場へと向かうクロエ。
    すでに相棒のティーブとは合体済み。
    クロエは、ジェットブースターで空を滑空するのが心地よく、
    ALCAからのそんな声も話半分でしか聞いてなかった。

    「きゃっほー! あ、ヤバい。全然聞いてなかった。ティーブ聞いてた? 手強そう?」
    『細かいことをゴチャゴチャ言っていたが、まあ、オレたちの敵じゃねぇよ』
    「だよねー。よーし、現場が見えてきたッ!!」

    現場はどうやら工場らしい。
    敵がいる位置は捕捉済みだ。

    「やっちゃう?」
    『当然! 先手必勝だからな!』
    「ティーブ、わかってるー!! ってことで、ウルトラミラクルクラッシャーミサイル!!」

    ド、ド、ドーン! と、クロエから放たれたミサイルは工場を直撃!
    ド派手な爆炎が上がる中、クロエは現場へと降り立った。

    『な、なんだ!?』
    『敵襲か!?』

    奇襲に混乱する敵たち。まさに、クロエとティーブにとって理想的な状況である。

    『一気に畳みかけるぞ!!』
    「オーケイ! エクストラハイパーパワードキャノン!!」

    最強のコンビネーション。
    互いのイケイケな性格がバッチリ噛み合い、息つく間もなく攻撃を仕掛けるクロエとティーブ。
    再び凄まじい爆炎と爆音がこだまする中、あっという間に3体の敵をなぎ倒し、
    残るはリーダー格の1体。
    なんの迷いもなく、一心同体で攻めてくるクロエとティーブに、敵も動揺を隠せない。

    『ちょ、ちょっと、待て! よく考えろ。ここは――』

    敵の言い訳など聞く耳持たず――クロエはその言葉を遮った。
    「もんどーむよおおおッ!!」
    『言い訳なら地獄でやりやがれッ!!』
    「バーニングサンダーフルブレイクバーストッ!!!」

    ミサイル、ビームが一斉に発射される最強の必殺技が炸裂。
    作戦担当の予想を覆し瞬殺で勝利を決めた。
    そして戦闘終了後、司令部へと向かったクロエとティーブ。
    意気揚々と戦果を報告するクロエたちに、
    ヴェロニカは背を向け窓の外を眺めている。

    「ティーブ最高! ミサイルがバーンで当たると気持ちイイね!」
    『オレも、クロエ、お前と組めて良かったぜ!』

    互いに最高のパートナーと認め合い、気分も最高だった。

    「これからもティーブと私に任せてよ。どんな敵だってお茶の子さいさいなんだから」

    と、ヴェロニカに鼻高々と告げるクロエ。

    「……ほう。ALCAに財政破綻しろと言いたいわけか?」
    「……は?」

    視線を外したまま声を震わせるヴェロニカ。
    現場の工場は貴重な薬品を製造するプラントだったのだ。
    それを敵と一緒に破壊しまくったのだから、
    計り知れない賠償額がALCAに突きつけられると予想される。

    「通信でも、くれぐれも工場は傷つけるなと言ったはずだが……お前ら聞いていたのか!?」

    怒りを爆発させ、視線を向けるとクロエとティーブの姿はすでに消えていた。
    クロエとティーブ――
    逃げるタイミングも、あうんの呼吸である。

    定理者のカード 使者のカード 合理体のカード

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